移動こども図書館車 ころりん1号とのお別れ

2014.02.08.21:35

24時間テレビから車両をいただいたので、ころりん号を処分することにしました。
正直なこと言うと、本当はこの車とお別れするなんてやるせないんです。

2011年の3月11日の発災後、家族や親戚の食事を工面し、後片付けや泥掻き、そして炊き出し。
体を動かさないでいるといろんな顔が脳裏に浮かんで苦しくなるから、また後片付けに。
ころりんメンバーの安否確認に回ったあと、避難所を巡回して読み聞かせおはなし会をしながら子どもたちを訪ねる日々。
大船渡町の浸水域で申し訳程度の台数を並べた車屋さんが、お店を再開させているのを見つけました。ガレキが周りを囲い、腐った魚介類なんかの異臭が漂う頃。
たった4台の中古車から1台選び、即購入。65万円でした。5月4日のこと。

ひとりで始めた「移動こども図書館事業」で絵本集めと整理に忙殺されたが、どこか麻痺していたのか、毎日12時過ぎの帰宅だったけど脳が眠らなくて休めない状態でした。
最初に話をつけた猪川小学校に図書として配本したときのことは忘れない。
子どもたちが群がって本を手に取り喜んでくれたんだもの。

ころりんのメンバーがだんだん手伝うようになったけど、基本江刺ひとり。
で、助成金をいただいて、スタッフ3人雇い、事務所をかまえ、スタートさせたのが10月1日でした。
以来、この車は故障を重ねながらもよく走ってくれました。ありがとう。
20140208001.jpg
この車のこと、震災後にともに汗を流した仲間のように感じています。
必死に駆け回った同志というか。
心もとない私を支えてくれました。

震災直後に「何か子どもたちのためにせねば」と動き出したときの気持ちを決して忘れない。

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